Robloxは数か月のベータ期間を経て、7月9日にServer Authorityの正式リリースを発表しました。設定を有効にするとサーバーがゲーム状態の唯一の正となり、スピードハック、フリング、壁抜けといった一般的な不正が、独自のチート対策を書かなくてもエンジンレベルで機能しなくなります。

遅延はクライアント予測とロールバックで隠されます。クライアントは操作を即座に実行し、サーバーと状態がずれた場合は最後に確定した状態まで巻き戻して再シミュレートします。ベータ以降、予測ミスは減り、低スペック端末でのフレームレートが改善し、ツールとバックパックも完全対応になったとRobloxは説明しています。Studioで有効化すると、固定シミュレーションやインスタンスストリーミングなど5つのエンジン設定が自動で切り替わります。

SourceのようなエンジンやモダンなシューターがRollback型ネットコードを標準化したのは何年も前で、Robloxの採用は遅い部類です。しかし本当のニュースは、開発者の多くが趣味層であるプラットフォームにこの技術が来たことです。かつてネットワークエンジニアを必要としたチート対策アーキテクチャがチェックボックスひとつになり、対戦型Robloxゲームに求められる基準線が引き直されます。